2020-04-16 00:00:00

第1期V名人戦 V-C級 凪なぎさ VS すず白ラパニス 戦 感想

みなさんこんなぎ〜♡(´∀`) わざマシンで将棋を苦労なく覚えたい 凪なぎさです! 今日は私が参加していたV名人戦の自戦の3局目の感想について書いていきたいと思います〜

目次

V名人戦って?

Vtuberの、Vtuberによる、Vtuberのため棋戦、第1期V名人戦! 簡単に説明すると、将棋がさせるVtuberの将棋棋戦です。 棋力帯に応じていくつかリーグ分けがされています。 詳しくは 公式サイト等参照してください! 第一期V名人戦公式サイト

第一期V名人戦では下記の3つのリーグに分かれています。

  • V-A級
  • V-B級
  • V-C級

この中で私はV-C級で参加をしております。 棋力帯としては、ウォーズ2級以下といったところです。たぶん。

第1期V名人戦 V-C級 凪なぎさ VS すず白ラパニス 戦

本局の中継配信がアーカイブとして残っているので、興味ある方は御覧ください。

棋譜はこちら(棋譜再生 (NagisaNagi 対 SzshiroRaphanis) / 81道場 Webシステム)

本局の感想

対局前

前回の対局から1ヶ月くらい経っていたのでこの間に私の将棋にだいぶ変化が起きてました。 1月~3月の間はずっと四間飛車を指していたのですが、4月に入ってからは一切指してません、なんと居飛車党に変わっていました! 私が将棋始めてからのメインの戦法の変遷ですが下記のようになってます。

  • 10月~12月: 棒銀だけ
  • 1月~3月: 四間飛車だけ
  • 4月 ~: 居飛車

4月は居飛車全般適当に色々指していますね。 変遷を見ると3ヶ月に1回変わってるんですよね、ということは。。。?7月からはまた振り飛車やってるかもしれません!

今回の対局に関しては、4月に入ってから居飛車を始めてまだ日が浅い。。。メイン戦法の変わり目なので、得意な戦型がなくどの戦法使っても不安という状況でした。 四間飛車指すかも迷いましたがもはや「1..2のポカン!」です。 そんなたくさん戦法覚えてられないので2週間も指してないと忘れちゃいますよね。 すぐに戦法が覚えられる「わざマシン」がほしいところです(´・ω`・)

というわけで今回はなんとなく居飛車で行こうかな〜という気持ちでいました。

対局の感想

さぁここからは実際の対局についての感想や、対局時に考えていたことについて語っていきます。 ちなみにこの手のほうが良いなどは上げればきりがないので、ここでは言及しません。 あくまで対局中に考えていたこと、思っていたことと、流れが変わった場面等を記載していきます。

本局は私の先手番に。 1局目、2局目ともに後手番ですので、本リーグで初めての先手番ですね。

今回は居飛車採用ということで、初手 76歩 から相手の様子を見ながら駒組みを進めようと考えていました。

☗7六歩 ☖3四歩 ☗2六歩 ☖4四歩 ☗4八銀 ☖3二銀 ☗4六歩 ☖4二飛(図1) と進んだ局面。 (図1)

なんとお相手のラパニスさんが四間飛車! まるで2週間前までのわたしかっ!

あとから中継のアーカイブを見ましたが、中継でもでもほんとに先後あってる?みたいな感じになっていて面白かったですね。

ここからの形だと私の四間飛車相手には右四間飛車でここから組む構想をこの時点では考えました。

ここから ☗4七銀 ☖4三銀 ☗5六銀 ☖3二金(図2) (図2)

3二金型の四間飛車、これは右四間対策の工夫の一手か、右四間にすぐにするのは見送ることにしました。 3二金型の四間飛車だと急戦的な感じで仕掛けても、飛車先突破かなり難しくなる気がします。 後ほど出てきますが、飛車を5筋に振り直せるのも3二金型ならではですね。

ここからの指し手 ☗6八玉 ☖9四歩 ☗7八銀 ☖7二銀 ☗7九玉 ☖7四歩 ☗5八金(図3)

先手のわたしは左美濃に組んで、居角左美濃の形で攻めの形を整えて行こうかなと思いました。 後手側は居玉で藤井システム調。

角交換からの82角打ちはあるかなーというのはずっと思っていました。 とはいえもうちょっと攻めの体制は整えたいところ。

ここからの指して ☖7三桂 ☗2五歩 ☖3三角 ☗1六歩 ☖5四歩 ☗3六歩 ☖5二飛 ☗3七桂(図4) (図4)

先手陣はこれで攻撃の体制が整った形かなと。

ここから ☖6二金 ☗4五歩 (図5) と指していよいよ開戦!! (図5)

同歩と取れば角交換からの82角があるかなーという考えの仕掛け!

突き捨て問題

実はこの局面45歩と突きましたが、45歩を付く前に25歩の突き捨ても考えました。 感想戦でも突き捨ての有無について色々と話が出たのは面白かったです。

最近突き捨てについて私のTwitterでつぶやいていたり、私の中で突き捨てが熱い!!とはいえ突き捨てについてまだまだ自分の中で謎が多い。。。

突き捨て入れていれば飛車が走れる様になるとか、 この局面の場合居玉ですので突き捨ては入れないほうが15角で王手をかける手が残るので入れないほうがいいのでは?と思ったり。 突き捨て問題は難しいですね。。。

本譜の展開

本譜では25の突き捨て入れずに45歩。25の突き捨てはは同角と取られた時の展開がよくわからなかったので。。

ここから ☖5五歩 ☗同 銀 ☖4五歩 と進んだ局面(図6)

この局面が今回一番長考した局面です。3分19秒考えました。 さあ次の一手!

44歩!(図7)

このあたりから優勢かな?とちょっと意識するようになりました。

ここからの指し手 ☖5四銀 ☗同 銀 ☖同 飛 ☗4三銀 ☖同 金 ☗同 歩成 ☖5五角 ☗同 角 ☖同 飛 ☗4四角(図8)

(図8)

途中後手側から角交換して55角を打てる分岐があったので、その場合は先手もまだまだ危ないところがありました。

このあたりから詰みがないか考え始めるのですが、82金で退路封鎖するのをずっと考えていました。82金打ったあと飛車がいなくなれば詰むので良いかなぁと思っていました。

そしてここから秒読みに入り、時間が厳しい。

後手の次の手は39角(図9)

秒読みのときにこういう手は焦る!!ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ 55の飛車を取るか、狙われている飛車を逃げるか。 時間ギリギリまで使って38飛車としました。

57角成、同金、同飛車成の局面でこちらに即詰みはないだろうという考えと、38金打ちから62角から切って詰ませる手順を考えてたので、角をずらしたくなかったという2点での判断でした。

感想戦で言われて気づきましたが、飛車って41飛車からの詰み筋があったのですが対局時は気づきませんでした。。。いやー詰将棋不足!!

こういう勝負手させるのはお強い

ここからの指し手 ☗3八飛 ☖5七角成 ☗同 金 ☖同 飛成 ☗8二金 ☖6八銀 ☗同 飛 ☖5九銀(図10) (図10)

受けきってからのこの局面。詰みがあります!

☗4二角 ☖6一玉 ☗6二角成 ☖同玉 ☗5三銀 ☖同龍 ☗同角成 (図11)

おそらく9手詰めなので、(図10)の局面でははっきりと詰むと分っていたわけではないのですが、おそらく詰むだろうという感じで踏み込む事ができてなんとか勝利!

さいごに

お互いじっくり駒組みして将棋っぽい将棋になったかなと! 仕掛けからは優勢をなんとか維持して勝利となりましたが、途中の勝負手などもあり見どころ満載だったと思います!

対戦相手のすず白ラパニスさん、解説・聞き手の常盤台メイさん、雨宮エイスリンさん、観戦・応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。m(._.*)m

次の対局も頑張るぞい〜!と言いたいところですが実はこの記事執筆してるのがもうV名人戦の私の対局全部終わってからなんですよね。 だってこの対局の次の日にまた対局だったんだもん!連戦!

というわけで次のの記事書くのも頑張るぞい〜!

2020-04-13 00:00:00

第1期V名人戦 V-C級 はいらいとー凪なぎさ 戦 感想

みなさんこんなぎ〜♡(´∀`) 凪なぎさです! 今日は私が参加していたV名人戦の自戦の2局目の感想について書いていきたいと思います〜

対局してから1ヶ月近く経ってしまってるんだけどいそがしかったので勘弁して。。(´;ω;`)

目次

V名人戦って?

Vtuberの、Vtuberによる、Vtuberのため棋戦、第1期V名人戦! 簡単に説明すると、将棋がさせるVtuberの将棋棋戦です。 棋力帯に応じていくつかリーグ分けがされています。 詳しくは 公式サイト等参照してください! 第一期V名人戦公式サイト

第一期V名人戦では下記の3つのリーグに分かれています。

  • V-A級
  • V-B級
  • V-C級

この中で私はV-C級で参加をしております。 棋力帯としては、ウォーズ2級以下といったところです。たぶん。

第1期V名人戦 V-C級 はいらいとー凪なぎさ 戦

対局からずいぶん時間立っちゃっていますが、 本局の中継配信がアーカイブとして残っているので、興味ある方は御覧ください。

棋譜はこちら(棋譜再生 (HAIRAITO 対 NagisaNagi) / 81道場 Webシステム)

本局の感想

対局前

前回で多少なれたのもあったので、前回に比べてそれほど緊張はしていませんでした。それでもまぁ緊張はしましたけどね。 あと前回の対局後燃え尽き症候群というか若干将棋熱が冷めてあんまり将棋指してなかったりしたんですよね。別件で色々忙しかったのもありますが。。

そんなわけでリハビリも兼ねて当日は81dojoで朝からずっと指していました。実はこれが大悪手(´;ω;`)

↓がその日にV名人戦の時間までに指した対局ですが、7戦して全敗です。

全く勝てるビジョンが見えませんね。。こんなコンディションで本対局に望むことになりました。不安しかない。。ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

対局の感想

さぁここからは実際の対局についての感想や、対局時に考えていたことについて語っていきます。 ちなみにこの手のほうが良いなどは上げればきりがないので、ここでは言及しません。 あくまで対局中に考えていたこと、思っていたことと、流れが変わった場面等を記載していきます。

本局は私の後手番に。

前回は棒銀を採用したので、今回は一番慣れている戦法である四間飛車を採用しました。 こちらは藤井システム調のノーマル四間飛車、お相手のはいらいとさんは船囲いに囲う感じになりました。 急戦か、対振り持久戦になるかまだわからない局面。まだまだ定跡系で進む展開かと思いきや、ここではいらいとさんから意表を突く一手「97角」

ここで端歩を突いて角を狙う手はもちろん考えました。ただ本体局前の7連敗、そのときに端歩をついて端攻め催促する形になってしまい、負けてしまった嫌な将棋のイメージを思い出してしまいました。そんな端歩恐怖症になってしまった私は、本局では怖くて指せませんでした。プルプル:( ;˙꒳˙;):

他の手を考えるが、こうなるとこちらから仕掛けていく手も考えたくなる。 飛車先をついて角道を開ける手。香取りになるので一回受けさせてから玉を囲いに入れていく方針にしました。

このあとは後手側(私側)から飛車先を中心に攻めていくが、ここでまたはいらいとさんの意表をつく角打ち!

いやー、端に打つ角が見えるのってすごいですよね、全く考えて無い手でしたし、いい手でこれはとても困りました。 はいらいとさん曰く「鼻の穴が膨らむ思いでした」と。

仕方なく飛車を引いてその後の飛車を抑え込む歩打ち。 この歩打ちもさすが。。強いです。。

ここで次のいい手が思い浮かばず困ってしまいました。 56銀は46飛車と回られたらまずそうですし、この切り返しはうまくやられたなと思いました。

ここで悩んだあげく私が指した手は39角。

角が詰むのでいい手とは思えませんが、引いて馬になれたら良いし、角をとりにきても銀と交換できるのでまあ良いかなと思って打った手でした。

このあとは角と銀の交換になり銀を手に入れたので中心を拠点にして攻める方針に。 ちょっと攻めが重い感じになりましたが確実かなと思っていました。

このあとは2筋を突破されるも中心部から手厚く攻めて行く形となりました。 振り飛車党は2筋突破されても気にしない!!

このあとの進行は ☗4五角 ☖7七と ☗3四角 ☖8七と ☗同玉 という形で後手のわたしの勝利となりました。

さいごに

最初インタビュー時に「アグレッシブに行く!」といっていたにもかかわらず、中心部に重い攻めをしてしまって、かなり手厚く指してしまいました。 対局前に7連敗してるっていうのもあってなかなか、思ったようなカッコイ指し回しはすることはできませんでしたがなんとか勝利することができてよかったです。

次の対局も頑張るぞい〜!と言いたいところですが実はこの記事執筆してるのがもうV名人戦の私の対局全部終わってからなんですよね(゜.゜) いや、、3月は忙しくてほんと時間なかったんですいません(´;ω;`)ブワッ

というわけで次のの記事書くのも頑張るぞい〜!

2020-03-06 00:00:00
タグ: 日記将棋

振り飛車のきっかけは勘違い

世の中には二種類の人間がいる。振り飛車党と居飛車党だ!

最近将棋をやってるわけですが、「なぎさちゃん振り飛車党だよね」なんて最近言われることが増えたので、振り飛車をやるきっかけについて書きたいと思います。

ちなみに最近は四間飛車という戦法をわたしはよくやっています。

目次

そもそも振り飛車って?

画像のように5筋から左側に飛車を振ると振り飛車と言われます。

実は最近まで勘違いしていて、飛車を横に動かしたら振り飛車と思っていたのですが、中央よりも右側に振っている場合は振り飛車と言わないんですよね。居飛車に分類されるので注意! なので右四間飛車とかは振り飛車ではなく居飛車の戦法! 初心者が勘違いしやすいポイントかと思います。

振り飛車をするきっかけ

私はまだ将棋をはじめて5ヶ月目で、最初は振り飛車ではなく居飛車を指していました。 初心者にもわかりやすいということで将棋初めて2ヶ月くらいはひたすら棒銀を指していました。

ただ、棒銀にもだんだん飽きてきてたところに「右四間飛車」をおすすめされたんですよね。頭の片隅には「右四間飛車」を置いといて今度から勉強していこうと思っていました。

そしてちょっと時間ができたときに勉強しようと思って、Youtubeで動画を探しました。 私が検索フォームに入力したのは「四間飛車 講座」という文字列。

はい。「」はどこいったっ!!Σ(゚Д゚)

私の中の四間飛車の悪魔が「」を勝手にトルツメしてしまったようです。(´-﹏-`;)

このあと私は、何も疑うことなく四間飛車を勉強し続けました。

これが私が振り飛車を始めたきっかけです。 四間飛車の悪魔恐るべし!!

もし勘違いがなかったら?

きっと右四間飛車をちゃんと指してたとおもうので、居飛車党のままだったと思います。

ただ、冒頭で述べましたが最近まで右四間飛車振り飛車だと勘違いしていたので、振り飛車党って言い張っていた可能性はありますね。。(_;)

それはそれではずかしすぎる〜!

さいごに

こんな勘違いだらけの将棋人生ですが、これからも将棋がんばりますっ!(๑•̀ㅂ•́)و✧