第2期V-C級月組 凪なぎさ VS 公人直人(右四間飛車 VS 四間飛車) 感想
第2期V-C級月組3局目 凪なぎさ VS 公人直人の感想について記載します。戦型としては右四間飛車 VS 四間飛車となりました。 わたくし凪なぎさと対戦相手の公人直人さんとの対局になります。
目次
V名人戦って?
Vtuberの、Vtuberによる、Vtuberのため棋戦、それがV名人戦 簡単に説明すると、将棋がさせるVtuberの将棋棋戦です。 棋力帯に応じて現在はA級、B級、C級と3つのクラスにクラス分けされています。
大まかな棋力帯としては下記のような感じです。
- A級: 2段以上
- B級: 2級 〜 2段
- C級: 2級以下
最上位のリーグの優勝者がV名人への挑戦権を得て番勝負を行います。
詳しくは公式の規定を参照ください。 V名人戦 規定(2020.08.29).pdf - Google ドライブ
現在(2020年9月27日時点)では第二期V名人戦が開幕しています。
公式サイトもあるので参照ください。 V名人戦公式サイト
参加者一覧や、各参加者のYoutubeチャンネルなどは過去記事にて私のブログでもまとめています。 第2期V名人戦が開幕、参加者とその組分けは? | なぎなぎブログ
中継配信 アーカイブ
本対局の様子はこちらのアーカイブから確認いただけます。
本局の棋譜
81dojoを使って対局をしています。 棋譜はこちらから参照してください。
棋譜再生 (NagisaNagi 対 KoujinNaoto) / 81道場 Webシステム
感想とポイント
対局についての感想や、対局時に考えていたことについて描いていきます。 ちなみにこの手のほうが良いなどは上げればきりがないので、ここでは言及しません。 あくまで対局中に考えていたこと、思っていたことと、流れが変わった場面等を記載していきます。
対局者について
わたくし凪なぎさについて
私です。
将棋に関しては最近は特に戦法にこだわりなく、何でも受けて立つスタイル。
V名人戦に関しては第1期V名人戦から参加しています。 ここまでの第2期V名人戦の成績は 1勝0敗
今回先手番となりました
対戦相手の公人直人さんについて
公人直人さんは今回の第2期V名人戦からの初参加
三間飛車がや石田流が得意なようです。
ここまでの第2期V名人戦の成績は 1勝0敗
今回後手番となりました
本局の感想
戦型
戦型は右四間飛車 対 四間飛車という形になりました。
正直右四間飛車は予定ではなかったですがいつの間にかになっていました。
石田流っぽい手なのか14歩と早めに端をついてきたので、ここで46歩 42飛 と進んだので、後は流れで右四間飛車となりました。 対抗系での玉の囲いと反対側の端歩は突き返さずに、攻めの手または守る手を私は優先したいと考えているので、端歩の突き返しは考えてませんでした。
ちなみに、端歩をつかずに、4筋、または3筋に飛車を振られていたら、急戦にする予定でした。 私の得意戦法 「46銀左急戦」って書いて今回のV名人戦に参加していますしね。なので急戦になる方が予定でした。
咎めたい24歩
ここまではお互い右四間飛車、四間飛車のよくありそうな形でしたが、後手番から24歩と歩を突く。
この形はあまり見たことない形でこちらからなにか手があると思いました。 25歩突く手、28に飛車を振り直す手、主にこの2つの手で長考してました。
どっちが良いかよくわかりませんでしたが、なんとなく25歩のほうがわかりやすそうだと思ったので25歩採用。
この手が今回の対局で一番の長考で4分使いました。
一応この手でうまく行っていてこのあとの進行は良くなったかなとは思っていました。
優勢になるも持ち時間が切れるて秒読みに
前述の24歩を咎めてうまく指すことができましたが、この局面で持ち時間が切れて秒読みに。
対して対戦相手の公人直人さんは8分以上時間が残っていました。
いつものことながら、序盤から長考しまくりです。
しかもまだまだ難しい局面で時間切れとなってしまったのは時間の使い方のミスだった気がします。
駒得に裏切られる
飛車を銀に当てられた局面、逃げながら香車取れるなら取りたくなりますよね。
ただこれがあんまり良くなかったようです。感想戦で43歩成とかのほうが良かったのではとのこと。 43歩成もたしか考えていたと思いますが、優勢だし香車とっておいて悪くはないだろうと思ってました。
「駒得は裏切らない」そんな格言もあった気がしますが、何度裏切られたことか。。(´;ω;`)ブワッ
続く疑問手
桂馬と飛車の両取りをかけられた局面
桂馬ただで取られるのは、、、と思ってしまい56香と打ってしまいました。これが疑問手で悪くしてしまいました。
桂馬取られても64香車と打つ手があったので、冷静に受けておけば良かったようです。
数手進んだ局面
私の船囲いはいつもふにゃふにゃふにゃ囲い
ここからは公人直人さんの2枚飛車での反撃
終局図
公人直人さんの優勢になってからの指し回しが非常にうまかったです。 対局前に言ってた「ミスのない将棋」という感じの指し回しでした。
暴れようとしてもすべて華麗にかわされて終局です。
優勢になっても勝ちきれない私は見習いたいところ。
さいごに
対局者の公人直人さん、中継、聞き手の歩さん、エクトリアさん、見に来てくれた皆様ありがとうございました。
結果は負けとなってしまいましたが、次の対局に向けて頑張りたいと思います。